QBの進め方って、誰に聞いても意見が違う。
1周目をやり込むべき?
全問やるべき?
今日のNoteは、その“迷い”を全部解消します。
1. はじめに
医師国家試験(医師国試)の勉強で、
多くの医学生が必ず迷うテーマがあります。
「QBは何周すべき?」という質問。
意見は本当にさまざまですが、
今日は “合格ラインを安定して超える” ことを最優先にして、
私の考えをまとめます😌

2. 結論:まず「1周目」を極めてください
どんな問題も、次に出会ったときに確実に正解できる状態
になって初めて意味があります。
しかし実際には、
1周目問題だけでも“ほぼ正解できる”状態にするには、かなりの反復が必要。
ここが国試の難しいところです。
そのため、まだ1周目が固まりきっていない段階で
「とりあえず1周目以外の問題をさらっと解く」をしても、
知識が定着せず、次に見たときに解けないことが多いです。
(もちろん“さらっと吸収できるタイプ”の人は例外😅)
3. 国試で本当に避けたいのは…
「下位1割に入らないこと‼️」
不合格者の失点原因は、
「1周目以外の問題」でも「予想問題」でもありません。
“みんなが取る1周目レベル”での落とし込み不足。
つまり、
・1周目問題を確実に取る力
・正答率が高い問題を落とさない力
ここが合否を分けます。
もちろん、1周目以外や予想問題で点が取れればアドバンテージ。
でも、それは「1周目問題で落とさない」が土台にあってこそです。

4. もし私が「冬模試の偏差値40で1周目済み」なら?
結論:まず1周目の徹底反復をします。
理由はシンプル。
模試で落としているのは、1周目以外ではなく
“1周目レベルで落としている部分”だから。
特に正答率の高い問題は、ほぼQB1周目でカバー可能。
偏差値40はまさにボーダーライン。
ここからは、
「何を優先するか」=「合否が分かれる」時期です😌
5. 【計算してみるとわかる】QB全問6,000問を回す場合
「全問やりたい」という人もいるので、現実的なペースを簡単に計算します。12月時点で演習する想定なら
📌試験まで2ヶ月(60日)の場合
●40日で1周 → 20日で復習
➡ 1日150問
●1日10時間勉強とすると
➡ 1時間15問
➡ 1問あたり4分
(※ちなみに本番は1問2分)
150問/日は、想像よりハード。
この負荷を2ヶ月キープできるか?
という現実的な視点も大切です。
※かなりハードだと思います

6. まとめ
✔ 最優先は「QB1周目の徹底反復」
✔ “みんなが取る問題” を取りきるだけで、大きく安定する
✔ 偏差値40付近はとくに優先順位が命
✔ 全問を回すのは可能だが、相応の負荷がかかる
いろんな意見があると思いますが、
あなた自身の状況・性格・残り時間を踏まえて
後悔しない選択をしてくださいね😌
がんばってきた自分を信じて。応援しています。
こちらの投稿も参考にしてください!
結局どうする?
「QB1周目のみ」or「全問」
どっちが良いとか悪いとかでなく
合格に近づくと思う選択を‼️
最後に決めるのは”あなた”です😌
👇️私なりの見解です👇️ https://t.co/jJvM6rtGEi— Drえど@やさしい医師国試講座 (@yobikodoctor) December 4, 2025
7. おわりに
ここまで読んでくださり、本当にありがとうございます。
もし今、
「計画がうまく立てられない…」
「焦りが強くて勉強が進まない…」
そんな気持ちがある方は、遠慮なく相談してくださいね。
私は “医学生外来” という、
計画づくりと不安ケアに特化したサポート を行っています。
- 勉強計画の立て直し
- 日々の不安や焦りの相談
- 模試の振り返り
- やるべきこと/やらなくていいことの整理
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